ミズノは24日、羽毛より暖かい新素材を開発したと発表した。薄い不織布を重ねた構造で空気の層をつくり保温性を高めたほか、水がしみ込みにくい疎水加工を施して雨や汗でぬれて保温性が低下するのを防ぐ。同素材を中綿などに利用したトレーニングウエアや寝具を9月以降に順次販売する。
新素材「テックフィルブレスサーモ」を利用したアウターは水洗いも可能でスポーツを中心に幅広い用途を想定する。アウターの価格は同社のダウンジャケットと同等の3万〜5万円ほど。2027年度には同素材を使った商品の売上高で10億円を目指す。
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