北陸ガスは20日、東北電力と提携して10月1日から実施するガスと電気のセット販売の料金プランを発表した。一般的な家庭向けの「ベーシック」と、電気使用量が多い大家族や事務所・店舗向けの「バリュー」の2種類を用意。バリューでは年間で7380円お得になるとした。両社はセット販売を通じ、顧客の囲い込みや獲得を狙う。
セット販売の「ずっと近くで、北陸ガス+でんき」はガスを北陸ガス、電気を東北電力がそれぞれ供給する。同ガスが新たに設ける会員サイト「ずっと近くで ねっと」で9月25日から受け付ける。10月1日からはガス使用開始時にも申し込める。料金の支払いは口座振替かクレジットカードになる。
セットで販売することで、合算額から月額110円割り引く。その上で電気料金は、ベーシックが基本料金は30アンペア契約の場合で月1053.80円、使用量に応じた料金は120キロワット時までが1キロワット時当たり29.62円などとする。同電力の従量電灯Bに比べ、年間1980円(セット割引分の月110円を含む)安くなる。
バリューは基本料金が3キロボルトアンペアまでで月1108.80円、電気量料金は400キロワット時までが1キロワット時当たり34.07円などとする。1カ月の使用量が400キロワット時の場合、年7380円安くなる。
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