日本製鉄の森高弘副会長は12日までに、米鉄鋼大手USスチールの買収を巡り、ワシントンで対米外国投資委員会(CFIUS)の関係者と面会した。買収は米国の安全保障上のリスクになるとのCFIUSの見方に対して、日鉄側が懸念払拭に向けて理解を求めたとみられる。  買収を巡っては、バイデン米大統領が買収阻止の行政命令に向けて最終調整しているとされ、米大統領選で民主党候補のハリス副大統領、共和党候補のトランプ前大統領も反対を表明している。


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