コンビニ大手の「セブン-イレブン・ジャパン」は、ことし7月におにぎり2種類を値下げしたほか、今月には、3種類の弁当の価格を引き下げました。

原材料の調達の見直しや製造工程の効率化によって価格を抑えることができたということで会社は今後、トイレットペーパーや洗剤などの日用品についても低価格帯の商品を拡充するとしています。

セブン-イレブン・ジャパンの羽石奈緒商品本部長は「コンビニは割高だというイメージを変えたいと思っている。物価の上昇が続く中、今後も商品の見直しを進め、幅広く来店してもらえるような品ぞろえを目指していきたい」と話していました。

またコンビニチェーンの「ミニストップ」は、ことし7月から従来より価格を抑えたおにぎりやパンなどのシリーズを新たに設けています。

このほか、スーパー各社の中には、食品や日用品を期間限定で値下げする取り組みを進めるところもあります。

物価高を背景に消費者の節約志向が続く中、コンビニやスーパーのこうした動きが需要の取り込みにどこまでつながるかが焦点となります。

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