2000万台突破でくす玉を割るA-PABの加増良弘理事長(4日、東京都港区)

民放などで構成する放送サービス高度化推進協会(A-PAB、東京・港)は4日、高精細映像の4K・8K衛星放送を視聴可能な機器の出荷・設置台数が7月末で2000万台を超えたと発表した。2018年12月に4K・8Kの放送が始まり、21年8月末に1000万台を突破した。パリ五輪など大型スポーツイベントを前にした買い替え需要などが普及を後押ししている。

7月末時点で視聴可能機器台数が累計で2027万5000台となった。機器別ではチューナー内蔵テレビが1486万台で最も多かった。A-PABでは、28年ロサンゼルス五輪・パラリンピック開催ごろに累計4000万台の突破を目標に掲げる。

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