30日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比22銭円安ドル高の1ドル=144円93~94銭。ユーロは41銭円高ユーロ安の1ユーロ=160円63~67銭。

 29日発表の4~6月期の米実質国内総生産(GDP)改定値が速報値から上方修正となり、米国の景気の底堅さが意識された。米長期金利の上昇を受け、ドルを買って円を売る動きが出た。

 ただ目立った取引材料が乏しく、積極的な売買は控えられた。外為ブローカーは「様子見ムードが強かった」と話した。

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