協定を締結したW TOKYOの村上範義社長㊧、江戸川区の斉藤猛区長㊥、LDHのEXILE HIRO会長兼社長(27日、東京都江戸川区)

東京都江戸川区は27日、人気グループ「EXILE」などが所属するLDH JAPAN(東京・目黒)、東京ガールズコレクション(TGC)を運営するW TOKYOの両社と包括連携協定を結んだ。エンターテインメントの力を活用したにぎわいの創出を目指す。

具体的な取り組みとして、10月の区の体育祭でLDH所属のグループ「Girls²(ガールズガールズ)」がダンスのワークショップを、11月には異文化交流を楽しめるライブイベントを開く。斉藤猛区長は記者会見で「行政はエンターテインメントの分野での企画や運営、情報発信は弱い」として、両社の協力を期待した。

LDHのEXILE HIRO(本名・五十嵐広行)会長兼社長は「子どもたちの夢を応援できる活動をしたい」と述べた。W TOKYOの村上範義社長は「一緒に体を動かしてスポーツの大切さを分かち合いたい」と話した。

区はW TOKYOと2020年に持続可能な開発目標(SDGs)の普及などを目的に協定を締結し、イベントを3回協力して開催した。同イベントにLDH所属のメンバーが参加していたことから、今回の包括連携につながった。

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