蝶鮫屋は東京に進出する(店舗イメージ)

情報通信のエヌディエス(岡山市)は「蝶鮫(ちょうざめ)屋」ブランドで展開する国産キャビア専門店を東京都内に9月出店する。チョウザメの養殖からキャビアの製造・販売まで一貫して手がけており、キャビアのほかチョウザメ肉の料理を提供する。百貨店催事などで好評だったことから常設店舗でニーズに対応する。

新店は「蝶鮫屋東京店」といい、商業施設「日比谷OKUROJI」(東京・千代田)内に9月1日開業する。チョウザメスモークとキャビア、モッツァレラチーズの3種盛りセット(2400円)などを店内で食べられる。ランチメニューとしてチョウザメ肉の入ったカレーライスやキャビアののったローストビーフ丼なども加えていく予定だ。

夜は和洋酒と一品料理を味わってもらう。フレッシュキャビアやキャビアバターといった瓶詰も販売する。8月21日から限定メニュー、短い営業時間でプレオープンした。

蝶鮫屋は岡山県新見市でチョウザメ1万2000匹を養殖し、年間80〜100キロのキャビアを生産している。岡山市の中心部にも店舗を持つが、軽食の提供にとどまっていた。

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