就職支援のジェイックは21日、人工知能（AI）を使って話し方を解析する面接練習アプリ「steach（スティーチ）」で法人向け機能の提供を始めたと発表した。商談や接客などを想定した設問に口頭で答えると、音声と映像データから伝わりやすさや自信など6つの指標で点数化できる。接客や営業などの練習を振り返り、スキルの改善につなげたい需要に対応する。
面接練習向けの無料版で蓄積してきた対話データを生かし、企業の研修など向けに有料で提供を始めた。法人向けでは仕事内容に合わせて質問を設定できるようにしたほか、上司が部下の動画にコメントできる機能などを追加した。対人研修の前に一定の水準を超えるまでアプリを使って練習するなどの使い方を想定する。
スティーチは2022年に提供を始め、22万回以上の対話データを活用して解析の精度を上げてきた。
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