商船三井は20日、三井海洋開発を同日付で持ち分法適用会社にしたと発表した。同社株を市場を通じて追加取得し、出資比率を14.86%から15%に高めた。追加出資に伴う投資額は数億円とみられる。海運以外に事業の多角化を目指す上で三井海洋開発が持つノウハウを生かし、エネルギー関連の事業で連携しやすくする。

三井海洋開発には6月末時点で商船三井と三井物産がともに14.86%を出資していた。今回の追加出資で商船三井が単独で三井海洋開発の筆頭株主となる。

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