ダイヤメットはインドに設ける新たな製造拠点は既存の建屋を改装する

自動車部品製造のダイヤメット(新潟市)は20日、インド北部のハリヤナ州に新会社を設立し、新たな製造拠点を設けると発表した。ダイヤメットの海外拠点はマレーシア、中国に続く3拠点目。インド市場の急速な拡大に対応するほか、インドを拠点に南アジア地域の顧客への製品供給体制を強化する。

インドの製造拠点への投資額は11億円。既存の建屋(建築面積約7200平方メートル)を改装し、まずはオイルポンプ用部品などの自動車エンジン用部品を中心に生産する。2026年4月ごろから量産を開始し、1カ月の生産能力は約100トンを見込む。

現地では約30人を新たに雇用する方針で、新会社は24年12月に設立予定。ダイヤメットの24年3月期の連結決算は売上高が192億円、営業利益は3億7100万円だった。

同社は「インド市場への存在感を高め、品質向上と生産効率の最大化を図り、持続可能な成長を目指す」としている。

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