広島電鉄は20日、現行の交通系ICカードにかわり導入するスマートフォンを使った乗車券「モビリーデイズ」について、米アップルのiPhone版アプリが22日から利用できると発表した。当初は7月中に利用可能になるとしていたが、アップルの検証に時間がかかり延期していた。アンドロイド版とウェブでの会員登録は既に始まっている。

新乗車券は現在の「PASPY(パスピー)」にかわって導入し、路面電車では9月7日から使える。一部のバス路線では既に導入している。

アップルによるアプリの検証を通すため、ユーザー登録時に必須としていた生年月日と住所、電話番号の登録を任意とする。登録しない場合は窓口・コールセンターでの手続きなど一部サービスが利用できなくなる。

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