グローバル旗艦店は江戸時代を思わせる内装を採用する

回転ずし大手のくら寿司は24日、東京・銀座エリアで初となる店舗を25日に開業すると発表した。インバウンド(訪日客)向け業態の「グローバル旗艦店」で、白木造りの柱やテーブル、畳シートの座席で日本文化を強調する。新型コロナウイルス禍から回復する訪日客の獲得を目指す。

「くら寿司 グローバル旗艦店 銀座」を商業ビルのマロニエゲート銀座2(東京・中央)の7階に開く。くら寿司によると、大手回転ずしチェーンが銀座エリアに出店するのは初めて。1皿の最低価格は150円と、くら寿司としては最高水準となる。回転レーンの長さも約123メートルと、くら寿司の国内外の店舗のなかで最長となる。

店内には浮世絵やちょうちんを飾り、江戸時代にタイムスリップしたような気分が味わえる。すしや天ぷら、団子を作る様子を見て楽しめる屋台も設置した。

グローバル旗艦店は東京・浅草や大阪・道頓堀にあり、銀座が国内6店舗めとなる。

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