IHIの子会社が船舶用エンジンの燃料消費率のデータを改ざんする不正行為をしていたことが24日、関係者への取材で分かった。国土交通省が詳しい状況を調べている。
子会社は船舶用エンジンを製造しているIHI原動機(東京)。不正が判明したのは国内向けのエンジンで、試運転の際に測定して取引先に示すデータについて、実際とは異なる数値に改ざんしていたとみられる。
対象の台数は1500台程度に上る可能性がある。
日本の製造業では近年、データや性能に関連する不正が相次いで発覚している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。