コメの市況調査会社の米穀データバンクは8日、2024年産のコメ(水稲)の作況指数(平年=100)が全国で「平年並み」の101になるとの予測を発表した。23年産米の実績と同水準の評価。全国でおおむね天候に恵まれたものの、一部地域の日照不足や東北地方の大雨などの影響を織り込んだ。足元ではコメが値上がりしており、24年産米に高温による障害などが発生すれば、需給が逼迫して価格上昇が続く懸念がある。  米穀データバンクは「24年産米は高値でスタートしている」と指摘。今後、高温や台風が収穫量と品質に与える影響に注意する必要があると強調した。


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