東京エレクトロンは生成AI向けの半導体製造装置が好調だ

東京エレクトロンは8日、2025年3月期の連結純利益が前期比31%増の4780億円になる見通しだと発表した。従来予想から330億円上方修正し、事前の市場予想の平均(QUICKコンセンサス)の4669億円を上回る。生成AI(人工知能)向けなどで半導体製造装置の販売が伸び、最高益になる。売上高も従来予想から1000億円引き上げ、前期比26%増の2兆3000億円となる。

あわせて25年3月期の年間配当を1株519円(前期は393円)にすると発表した。従来予想から38円増額する。

同日発表した24年4〜6月期の連結決算は売上高が前年同期比42%増の5550億円、純利益は96%増の1261億円だった。売上高、純利益ともに市場予想の平均を超えた。

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