メルカリは8日、中古品などに関する意識調査を発表した。過去1年間に中古品を購入した人の割合はZ世代で7割と、全世代の6割弱に比べて高かった。Z世代では買い物などの際に口コミを重視する傾向もあった。

全国の15〜69歳の男女を対象に5月上旬にインターネットで調査し、3000人から回答を得た。そのうち18〜26歳のZ世代は356人だった。

中古品を購入して使うことに抵抗を感じると答えた人は全体の55.7%で、21年からほぼ横ばいで推移している。好きなアパレルブランドに絞ると7割弱の人が「購入したい」と回答した。

欲しいものを中古品から探すようになったと答えた人は24年が28.6%で、前年から1.9ポイント増、22年に比べると10.8ポイント増えた。

不用品の処分方法について聞いたところ、ごみとして処分すると回答した人が7割で最多だった。友人などに譲ると答えた人の割合はZ世代では56.5%で、全世代の45.1%より高かった。

消費に関する価値観について聞いたところ、長持ちする商品を購入すると答えた人が83.3%で最多だった。口コミを調べてから購入すると回答した人の割合はZ世代では78.7%と、全世代の68.6%に比べて高かった。

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