秋田キャッスルホテルは学生とインバウンド向けサービスに取り組む(7日、秋田市)

老舗の秋田キャッスルホテル(秋田市)は7日、学校法人コア学園の秋田コアビジネスカレッジと連携し、インバウンド(訪日外国人)向けサービス強化に取り組むと発表した。ホテルの食事や客室などを題材に動画を製作し、SNS(交流サイト)で秋田県観光の魅力発信につなげる。

8月下旬から11月まで計10回の授業で、インバウンド向け動画を製作する。サービスや施設など受け入れに必要な体制整備も検討し、課題解決に役立てる。連携を通じて学生のホテル業界への理解を深め、秋田県内の就職を促進する狙いもある。

秋田キャッスルホテルの西村一英総支配人は「情報発信の強化は一段と重要になっている。学生の柔軟な発想を生かし、海外に向けて秋田県とホテルの魅力をアピールしたい」と話した。

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