上げ幅が一時3400円を超えた日経平均株価を示すモニター=6日午前、東京・東新橋
6日午前の東京株式市場は全面高の展開となり、日経平均株価が急上昇した。前日に史上最大の下げ幅の4451円安となった反動で買い戻しが入り、上げ幅は一時3100円を超えた。円相場は一時1ドル=146円台を付け円高進行が一服した。米国の景気懸念を背景に5日は欧州株が下げ、米ダウ工業株30種平均は前週末比1033・99ドル安で終わった。 5日の欧米市場に及んだ世界株安は6日の東京市場でいったん歯止めがかかったが、大阪取引所で先物売買が一時中断するなど荒れ相場が続いた。平均株価の過去最大の終値上げ幅は1990年10月2日に付けた2676円55銭高で6日の取引時間中の上げ幅はこの記録を上回った。
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