6日午前の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=146円台を付けた。前日は円が買われて一時141円69銭と約7カ月ぶりの円高ドル安水準まで上昇する場面もあったが、一転して円売りドル買いの動きが強まった。  午前10時現在は前日比1円56銭円安ドル高の1ドル=145円03~05銭。ユーロは1円88銭円安ユーロ高の1ユーロ=158円98銭~159円02銭。  前日発表の米経済指標が市場予想を上回ったことで景気後退懸念が和らぎ、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。  外為ブローカーは「急速に円高が進んだので、ドルの買い戻しが出やすくなっている」と指摘した。


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