日本ハムが1日発表した2024年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比11%増の130億円だった。量販店や外食向けの食肉販売が好調だった。ハム・ソーセージなど加工食品の商品構成の見直しなども収益改善に寄与した。
売上高は5%増の3380億円、本業のもうけを示す事業利益は20%増の145億円だった。量販店向けの国産豚肉や外食向けの輸入牛肉・豚肉の販売が好調だった。プロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地拡大で飲食収入が増えたことも増収に寄与した。
24年4〜9月期の純利益は前年同期比30%減の140億円を見込む。オーストラリアで生産する自社ブランドの牛肉の販売が伸び、従来予想を10億円上回る。通期の業績予想は据え置いた。
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