シャープ、風量25%増の洗濯機　モモンガをヒントに改良

シャープは1日、ドラム式洗濯乾燥機の3機種を9月12日に発売すると発表した。モモンガが空を飛ぶ姿勢をヒントに送風ファンの形状を改良した。モモンガの頭が低く、尻尾が上がっている飛行姿勢は風をうまく捉える仕組みになっているという。従来品と比べて風量を25%増やすことが可能になった。衣類を乾燥させる効率を高めたことで消費電力を抑える。風を送る経路を広げて風量を増やしたことで、衣類のしわも軽減する。

容量や機能の異なる3機種を発売する。洗濯容量が12キログラムの最上位機種の想定価格は39万4000円前後を見込む。3機種を合わせた月産台数は1万1000台という。

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