テレビ東京ホールディングスが1日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比52%減の8億9600万円だった。国内外でアニメ・配信事業が伸び、テレビ広告収入も回復したが、前年同期に約10億円の政策保有株の売却益を計上した反動が出た。
売上高は2%増の357億円、営業利益は5%増の11億円だった。主力のアニメ「NARUTO」などの配信や商品化が増えたほか、映画「SPY×FAMILY」の配給収入などが寄与し、アニメ・配信事業の売上高は4%増えた。
25年3月期通期の見通しは従来予想を据え置いた。純利益は前期比4%減の65億円、売上高は4%増の1550億円を見込む。
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