アクティビスト(物言う株主)として知られる村上世彰氏の長女らが平和不動産の株式の5.05%を取得したことが29日、明らかになった。村上氏側が同日付で関東財務局に提出した大量保有報告書によると、保有目的は「投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこと」という。
村上氏の長女である野村絢氏と旧村上ファンド系の投資会社、シティインデックスイレブンス(東京・渋谷)が共同保有する平和不動産株の合計が発行済み株式の5.05%となった。
平和不動産は6月7日に大成建設との資本業務提携を発表。大成建設は平和不動産株を追加取得し、持ち分法適用会社とした。
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