KDDIはネット上での中傷などがカスハラにあたると示した

KDDIは29日、顧客による迷惑行為「カスタマーハラスメント(カスハラ)」への対処方針をまとめたと発表した。従業員に対する身体的攻撃や、インターネット上での誹謗(ひぼう)中傷などがカスハラに該当すると示した。悪質な場合には法的措置を含めて対応すると明記した。

KDDIは電話対応窓口や「auショップ」などで、一部の顧客から暴言などの行為があったとしている。対応マニュアルなどは既に作成して研修などを実施していたが、今回はグループの方針を明文化して公表した。KDDIは「カスハラに適切に対応することが、より良いサービス・商品を提供するためにも重要であると考えている」とコメントした。

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