ソフトウエア開発の両毛システムズが23日発表した2024年4〜6月期の連結決算は純利益が前年同期比73%減の6900万円だった。製造業向けのソフト開発、警察や学校向けのシステム関連の販売が堅調だったが、新たに稼働したデータセンターの減価償却の負担増で大幅減益となった。売上高は1%増の39億円だった。

同社は群馬県が24年度から導入して不具合が生じている財務会計システムを担当し、対応や改修にあたっている。問題の全容はまだ明らかではないが、一部費用は4〜6月期に織り込み済みとした。25年3月期通期の業績予想は据え置いた。

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