水産の三陽(福岡市)は23日、アジフライの食べ放題や定食を提供する「三陽食堂」を東京駅の八重洲地下街に開店した。出店は福岡市内に次ぐ3店舗目。今後は同店を旗艦店として関東や関西での出店拡大を目指す。
「三陽食堂 東京駅ヤエチカ店」ではアジフライ定食(昼1100円、夕1200円)や夕方以降限定のアジフライ食べ放題定食(1600円)などを提供。アジの水揚げ量が全国トップクラスの長崎県松浦港産のアジを主に使用する。
担当者は「松浦のアジフライの認知度を高めるため、市場規模が大きい首都中心部での出店を決めた」と話す。8月下旬には福岡県久留米市で4店舗目を開店予定で、関東や関西を中心にフランチャイズ展開も検討する。
同社は漁業や養殖から加工、販売まで幅広く水産業を手掛ける。2022年から運営を始めた福岡市内の店舗では、アジフライ食べ放題定食が「コストパフォーマンス(費用対効果)が高い」と来店客の人気を集めている。
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