大阪最後の一等地とされる「グラングリーン大阪」(大阪市北区)

塩野義製薬は、2025年夏以降に本社を大阪市中央区の道修町(どしょうまち)からJR大阪駅前の再開発地区「グラングリーン大阪(うめきた2期)」へ移転します。クボタも2026年5月をめどに大阪・難波にある本社を同地区に移すほか、ホンダはソフトウエア開発拠点を新設します。開発事業者の三菱地所は「スタートアップや大企業による産業創造を加速させる」といいます。大阪最後の一等地とされ、企業の集積が進む「うめきた2期」の動きをまとめました。(データや肩書は公開当時)

塩野義製薬、本社を大阪駅前に 「薬の街」道修町から


塩野義製薬は2025年夏をめどに大阪市中央区道修町にある本社をJR大阪駅前の大型再開発地区に移転する。創業の地で150年近く本社を置いていた道修町から離れる。新本社には大阪市周辺に分散していた開発機能も集約する。経営と開発の連携を強め、感染症薬などをいち早く市場に投入する体制を整える。…詳しくはこちら

クボタ本社、大阪駅前へ 再開発「最後の一等地」の顔に


クボタは2026年5月をめどに本社を大阪・梅田地区に移す。西日本最大のターミナル駅、JR大阪駅前の大型再開発地区「グラングリーン大阪」に完成するオフィスビルの主要テナントになる。「大阪最後の一等地」とされる同地区内に大企業が入居することで、大阪駅周辺の再開発が総仕上げを迎える。…詳しくはこちら

「うめきた2期」ホンダが開発拠点 開業まで100日にイベント


JR大阪駅北側の大型再開発プロジェクト「グラングリーン大阪」で5月29日、先行開業まで100日を迎えた。ホンダがソフトウエア開発拠点の新設を発表したほか、公園など街区の管理運営にはパナソニックグループやキリンビール、三菱電機などが新たに参画する。「大阪最後の一等地」と呼ばれた再開発の総仕上げとして、産官学による街づくりの概要が固まってきた。…詳しくはこちら

さくらインターネット、本社をグラングリーン大阪へ移転


さくらインターネットは、現在JR大阪駅南側に構えている本社を、2024年9月に「グラングリーン大阪」へ移す。グラングリーン大阪は中核機能施設「JAM BASE(ジャムベース)」を整備し、交流を促すことでイノベーションの創出をめざしている。同社もグラングリーン大阪にオープンイノベーション施設を作る考えだ。…詳しくはこちら

三菱地所の関西支店長「うめきた、関西経済のハブに」


「グラングリーン大阪」では、クボタの本社移転に加え、ホンダがソフトウエア開発拠点を新設するなど企業の集積が進む。開発事業者である三菱地所の菅沼健太郎・関西支店長に開発の現状と展望を聞いた。…詳しくはこちら

大阪・梅田、100年に1度の再開発 「大大阪」の復活期す


「100年に1度」ともいわれる再開発が大阪・梅田で佳境に入っている。JR大阪駅の北側で「グラングリーン大阪」が先行開業を9月に控えるほか、「キタ」エリアで大型複合ビルが相次ぎ竣工する。ビジネス、商業、文化、エンターテインメントなど幅広い領域で魅力を高めて、国際都市「大大阪」の復活や地位の向上をめざす。…詳しくはこちら

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