【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は1日、交流サイト(SNS)のフェイスブックとインスタグラムを運営する米IT大手メタが、IT規制「デジタル市場法(DMA)」に違反しているとの暫定的な見解を公表した。欧州の利用者に、データ収集への同意か、有料プラン加入の2択しか用意していない点を問題視した。  6月に米アップルにDMA違反を指摘したことに続く措置となる。  メタには反論の機会がある。欧州委は来年3月までに結論を出す見通し。違反が最終的に確認されれば、年間売上高の最大10%、繰り返された場合には最大20%の制裁金が科される可能性がある。


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