独半導体大手、インフィニオンテクノロジーズ日本法人はオートモーティブ事業本部 本部長の神戸肇氏(62)が7月1日付で社長に就任する人事を発表した。社長交代は6年ぶり。神戸氏は自動車メーカーとの関係を強化し、日本市場での車載半導体の販売を伸ばした。川崎郁也社長(66)は24年9月末で退任する。
神戸氏は1984年に米テキサス・インスツルメンツの日本法人に入社し、約30年在籍した。日本法人本社や主要工場で勤務後、人事部や営業・技術本部で要職を務めた。16年にインフィニオン日本法人に入社後、オートモーティブ事業本部本部長に就いた。社長就任後も現職を兼務する。
インフィニオンは電圧や電力を制御するパワー半導体で世界首位。電気自動車や再生可能エネルギー電源向けに需要が高まっている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。