FC店に切り替えることで出店や改装、人件費など本部のコスト負担を抑える

日本マクドナルドは3日、神奈川県内の一部の直営店40店を8月1日からフランチャイズチェーン(FC)形態に切り替えると発表した。人件費や原材料費が高騰する中、本部のコスト負担を抑えられるFC店を増やし、運営効率を高める。

直営40店舗に既存のFC54店を合わせた計94店を、新たなオーナーが立ち上げる新会社FFFJ(東京・新宿)に移行する。直営40店の運営を1つのFC企業に切り替えるのは、2008年に千葉県の約90店舗をFC化して以来の規模となる。

日本マクドナルドは07年以降、運営効率や収益力を高めることを目的にFC店への切り替えを進めている。店舗全体に占める直営店の比率は07年の7割から足元では3割まで低下した。FC店はオーナーが所有・運営し、本部にロイヤルティーを支払う。出店や改装、人件費など本部のコスト負担を抑える。

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