16日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=154円60銭を付けた。前日のニューヨーク市場で付けた1ドル=154円45銭より円安ドル高が進んだ。1990年6月以来、約34年ぶりの円安水準。  午後5時現在は前日比49銭円安ドル高の1ドル=154円39~40銭。ユーロは10銭円高ユーロ安の1ユーロ=163円92~96銭。  米経済の堅調さが意識され、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が後退した。日米金利差の開いた状況が当面続くとの見方が強まり、ドルを買って円を売る動きが優勢だった。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。