アミュプラザ長崎周辺の整備が進めばさらに人流が増える可能性も(16日、長崎市)

JR九州グループのJR長崎シティ(長崎市)は16日、大型商業施設「アミュプラザ長崎」の2024年3月期の売上高が前の期比32.8%増の249億円だったと発表した。23年11月に開業した「新館」が大幅増収に貢献した。24年1月には新館に高級ホテル「長崎マリオットホテル」がオープンしたことで観光客などの人流も活発化し、来館者数は50.5%増の1777万人に達した。

新型コロナウイルス禍の収束も集客につながった。JR長崎シティは「前年の西九州新幹線開業効果や旅行支援の影響が大きかった10月を除き、すべての月が前年実績を超えた」としている。新しく設置した「かもめ広場」で開いたジャズ演奏や五島マルシェなどのイベントも話題を集め、23年11月10日〜24年3月31日までの新館のみの累計実績は売上高が62億円、入館者数が411万人となった。

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