野村不動産は16日、京成押上線の京成立石駅(東京・葛飾)の駅前再開発事業について、阪急阪神不動産とともに再開発組合を設立すると発表した。高さ120メートルのタワーマンションを建てる予定だ。2027年度にも工事に着手し、完成時期は30年度を見込む。
東京都から組合設立認可の告示を受けた。タワマンは32階建てで440戸とし、低層階には店舗や事務所も備える。敷地内には広場も整備し、駅周辺の回遊性を高めたり、にぎわいを創出したりする効果を狙う。
京成立石駅では北口と南口でそれぞれ大規模な再開発が計画されており、野村不動産は南口東地区で事業をする。長谷工コーポレーションが事業協力者として名を連ねている。近年、葛飾区ではタワマンの開発が相次いでおり、周辺住民を中心に人気となっている。
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