16日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落し、取引時間中として約1カ月ぶりの安値を付けた。下げ幅は一時900円を超え、節目の3万9000円を割り込んだ。中東情勢の緊迫に対する警戒感から前日の米国株が下落した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄で売り注文が膨らんだ。
午後1時現在は前日終値比805円80銭安の3万8427円00銭。東証株価指数(TOPIX)は54.23ポイント安の2698.97。
前日の米株式市場は主要な株価指数がそろって下落。16日の東京市場もこの流れが波及した。ほぼ全ての業種で売りが優勢で、特に平均株価への影響が大きい半導体関連株の下落が相場を押し下げた。
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