日東電工は23日、サプライチェーン(供給網)全体で二酸化炭素(CO2)の排出量を削減する「スコープ3」に取り組むため、国際団体に数値目標の認定を申請したと発表した。事業活動で使う電力をすべて再生可能エネルギーにすることを目指す国際的な取り組み「RE100」にも加盟した。環境負荷の低減へ一段と力を入れる。

日東電工は2022年、30年度までにグループ全体が事業活動で排出するCO2の量を47万トンにする目標を掲げた。工場の電力に太陽光発電を取り入れたことなどで、目標を5年前倒しで達成できる見通しになった。新たな目標として、グループ全体のCO2排出量で40万トンを目指すとした。

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