不動産経済研究所が21日発表した首都圏(1都3県)の4月の新築マンション1戸当たりの平均価格は、前年同月比で4.3%安い7412万円だった。下落は2カ月連続。東京23区で高額物件の発売がなく、全体を押し下げた。発売戸数は42.5%減の972戸と、大きく落ち込んだ。
同研究所の担当者は「今後は大型案件が控えている」と指摘した。5月の発売戸数は2千戸程度になる見込み。
地域別の平均価格は、東京23区が22.1%下落の9168万円、23区以外の都内は4.5%上昇の5814万円、神奈川が5.2%上昇の6093万円、埼玉が8.8%下落の5088万円、千葉が7.3%上昇の4929万円だった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。