今月6日、伊勢崎市の国道17号でトラックが中央分離帯を越えて対向車線を走っていた2台の乗用車に次々と衝突し、2歳の男の子と26歳の父親、そして53歳の祖父の3人が死亡しました。
また、トラックの69歳の運転手も大けがをして入院しています。
運転手が勤務する運送会社によりますと、トラックは運行状況を記録するシステムのデータなどがリアルタイムで会社に送られる仕組みになっていて、事故のあと確認したところ、直前に時速90キロ近くで走っていたことが分かったということです。
現場付近の法定速度は時速60キロでした。
一方、車内を撮影した映像では事故の前に運転手に変わった様子はなかったということです。
会社は当日に行われたトラックの車両点検や、運転手のアルコール検査でも問題はなかったとしています。
警察はドライブレコーダーの記録や走行データを分析するなどして事故の原因を詳しく調べています。
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