闇バイトによる犯罪対策として捜査員が架空の身分証を使う「仮装身分捜査」について、警察庁が来年早期に導入する方針を固めたことが13日、関係者への取材で分かった。捜査員が架空の人物になりすまして闇バイトに応募し、摘発や犯罪の抑止を狙う。今後、都道府県警に対し詳しい運用方法などを示すガイドラインを作成する。
闇バイトは、首都圏で相次ぐ強盗事件への関与が明らかになり社会問題化。XなどのSNS上に犯人グループが「ホワイト案件」などの文言で求人情報を投稿し、応募者に運転免許証などの個人情報を送らせ、脅迫して犯行に加担させるケースが目立つ。
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