藤井七冠は、鹿児島県指宿市で行われた「竜王戦」七番勝負の第6局で佐々木勇気八段(30)に勝ち、4勝2敗でタイトルを防衛するとともに、「竜王戦」4連覇を果たしました。

一夜明けて会見した藤井七冠は今回の「竜王戦」ついて、「苦しい将棋もあったので、防衛というよい結果を出せてうれしい。ただ、課題も多く残ったので、しっかり生かせるよう取り組まなければならない」と振り返りました。

また、タイトルを防衛した心境を「創意」と色紙に書き記し、「佐々木八段の作戦や工夫を取り入れたい気持ちもあり、自分自身でも納得できるような将棋を指せればという気持ちを書いた」と説明しました。

そして、来年最初のタイトル戦となる「王将戦」で戦う永瀬拓矢九段(32)については「序盤から精度の高い将棋が求められると思うので、開幕に向けてしっかりと準備していきたい」と意気込みを語りました。

藤井七冠が永瀬九段の挑戦を受ける「王将戦」は来年1月12日に開幕します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。