羽田空港に到着し、手を振る被団協の田中熙巳さん(右)ら代表団=13日午前
ノルウェーの首都オスロでノーベル平和賞を授与された日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の代表団が13日、羽田空港に到着し、帰国した。出迎えた人から「お帰りなさい」「お疲れさま」と声がかかり、受賞演説の大役を果たした代表委員の田中熙巳さん(92)は車いすに乗り、笑顔で手を振っていた。石破茂首相は被団協関係者と面会する意向を示しており、注目が集まる。 事務局次長の児玉三智子さん(86)は取材に「新しい運動の始まり。世界の一人一人が本気になることが大事です。日本政府に核兵器禁止条約に参加すること、せめて(締約国会議に)オブザーバー参加するよう働きかけたい」と話した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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