午前10時の時点で東海道新幹線は午前中、すべてが指定席となっている「のぞみ」を中心にほぼ満席となっていて、午後の空席も少なくなっているということです。

また、上越新幹線では午前中、東京駅に向かう「とき」の一部の列車の自由席の乗車率が85%となったほか、東北新幹線の一部で指定席が満席となりました。

各新幹線とも、午後も混雑が続く見通しです。

全日空や日本航空によりますと、国内の空の便は東京や大阪に向かう便を中心に混雑が続いていて、多くの便で満席となっているということです。

また、日本道路交通情報センターによりますと、午前11時の時点で中央自動車道の上りで東京と神奈川の境にある小仏トンネル付近を先頭に17キロの渋滞が発生していますが、このほかの各地の高速道路で激しい混雑は見られていないということです。

ただ、一部の高速道路では、午後、断続的に渋滞が発生する可能性があるとしています。

高速道路 各地の状況は【ライブ配信】

北陸新幹線 開業のJR福井駅も混雑

北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業後、初めての大型連休となったJR福井駅はふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンで混雑しています。

ことし3月に北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業してから初めての大型連休となったJR福井駅のホームでは、午前中からスーツケースや大きな荷物を抱える人たちの姿が見られ、見送りに来た家族などと手を振り合って別れを惜しんでいました。

小学生の娘とともに帰省していた40代の女性は「新幹線1本で東京から帰省できて、とても便利になったと思いました。駅の近くもにぎやかで驚きました」と話していました。

また、東京から家族旅行で福井県を訪れていた小学6年生の男の子は「恐竜博物館に行きました。動くティラノサウルスがとてもかっこよかったです。また福井に来たいです」と話していました。

JR西日本によりますと、Uターンのピークは5日と見込まれていましたが、混雑は6日も続いているということで、東京方面に向かう北陸新幹線の指定席は、5日午後1時の時点で35本のうち、32本で満席になっているということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。