東京電力福島第1原発では、4月24日に発生した停電について、作業員が新たな電源ケーブルを設置するため、コンクリートをはがしていたところ、深く掘削しすぎて既存のケーブルを損傷したことが原因とした。コンクリの下に砕石があると思い込んでいたが、実際は砕石はなく、コンクリ直下にケーブルが入る管があった。小野明廃炉責任者が「東電は電気を送る会社なので、電気トラブルを起こしたことを重く受け止める」と謝罪した。  2号機で溶融核燃料(デブリ)を採取するための装置の差し込み口にある堆積物の除去作業が5月中に終わる見通しが示された。  ゴールデンウイークは、1日約4000人とされる作業員の多くが休み。原子炉への注水や周辺の放射性物質の観測などは続けた。



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