陸上自衛隊与那国駐屯地(沖縄県)で10月に損傷事故を起こした輸送機V22オスプレイについて、陸自が16日にも機体を撤収することが6日、与那国町への取材で分かった。事故後は現地に留め置かれていた。千葉県の陸自木更津駐屯地に運び、修理する予定。

 陸自が6日、町役場を訪れて計画を伝えた。町によると、機体は近くの漁港までけん引車で移動させ海上輸送した後、29日に木更津駐屯地に陸揚げするという。町担当者は取材に「安全管理を徹底してほしい」と話した。

 事故機は米軍との共同統合演習に参加していた10月27日午前、離陸の際に機体が左に大きく傾き、翼が地面と接触した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。