【トビリシ共同】アジア開発銀行(ADB)年次総会の閣僚級会合が4日、ジョージア(グルジア)の首都トビリシで始まった。気候変動対策やアジア・太平洋地域の経済情勢について意見を交わした。  ADBは経済発展の持続には実効性のある気候変動対策が不可欠だとして、重点的に支援している。対策資金として2019~30年の期間に計1千億ドル(約15兆3千億円)を供給する目標を掲げている。  ADBは加盟国の拠出金で基金を設け、途上国の支援に充てている。加盟国は閣僚級会合に先立ち、基金を約50億ドル積み増すことで合意した。基金の一部は途上国の気候変動対策にも充てられるという。


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