子どもの健やかな成長を願う神事「全国泣き相撲大会」が4日、岩手県花巻市の三熊野神社で開催された。法被に豆絞り姿の赤ちゃん同士が顔をつきあわせ、土俵で元気な泣き声を響かせた。  生後6カ月から1歳半の「豆力士」が参加。三熊野神社の泣き相撲は親方に抱かれて土俵に上がる。「ヨッ、ヨッ」というかけ声に合わせて互いの顔を近づけ、先に泣いた方が負け。勝負の前から大泣きする子や、眠ったままの子もいて、会場は笑いに包まれた。  自身も参加経験があるという福島市の公務員菅藤いろはさん(23)は、6カ月の娘木乃香ちゃんと参加。「直前まで泣いていたが、本番は泣かなかったので良かった」とほほえんだ。


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