無登録で資金を預かり外国為替証拠金取引(FX取引)をしたなどとして、警視庁生活経済課は12日、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、会社員・岩井崇容疑者(47)=東京都江東区=、投資スクール運営会社経営、浜本学泰(たかやす)容疑者(51)=中野区=ら男4人を逮捕したと発表した。逮捕は11日付。

◆「口座から出金できなくなった」で発覚

 同課によると、4人はプロ投資家のFX取引を反映する自動売買システム「ミラートレード」での資金運用で「確実にもうかる」などと顧客を勧誘。2019年3月~23年11月、全国の約1500人から約16億円を集めたとみている。  逮捕容疑では、共謀の上、国の登録を受けずに昨年2月~11月、FX取引を反映したミラートレードを使うなどして、顧客の都内などに住む40~50代男女5人から預かった約810万円でFX取引をしたなどとされる。認否を明らかにしていない。  昨年11月に顧客から警視庁に「口座から出金できなくなった」との相談があり、発覚した。 

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