各地で暑い日が続出した4月の全国の平均気温は、1898年の統計開始以降で4月として最も高かったと気象庁が1日、明らかにした。
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同庁は、都市化の影響が小さい全国15の観測地点のデータを用いて、月ごとの平均気温を算出している。1991~2020年の平均値との差でみると、今年4月分は2.76度高く、これまで過去最高だった1998年(プラス1.97度)を大きく上回った。
同庁によると、4月は暖かい空気に覆われやすく、北日本、東日本、沖縄・奄美を中心に季節外れの暖かさとなる日が多かった。15日に本州で今年初の真夏日(最高気温30度以上)となったほか、大型連休中の28日には全国38の観測地点で真夏日を記録していた。(大山稜)
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