今月2日、東京 葛飾区の住宅に男らが押し入り、住人の70代の男性を粘着テープで縛って暴行を加えたうえ、現金などを奪って逃げた事件では
▽八王子市の飲食店従業員、山内裕太容疑者(29)と
▽新宿区の無職、本橋日尚太容疑者(23)が強盗傷害などの疑いで逮捕されています。

警視庁の調べで2人はいずれも闇バイトで事件に加わり、住宅に押し入ってから近所の人が110番通報するまでのおよそ10時間にわたって、室内を物色していたことがわかっています。

また通報の直前、近所の人が被害者の住宅の異変に気付いて様子を見に行った際、現場にいた山内容疑者が「空き巣に入りました。家の人は中にいます。警察を呼んでください」などと伝えていたことが捜査関係者への取材で分かりました。

容疑者は警察官が駆けつけるまで現場にとどまっていたということです。

共犯で逮捕されている本橋容疑者は「銀行で被害者の通帳に記帳し、現場に戻ると警察官が集まっていたので1人で逃げた」と供述しています。

警視庁が当時の詳しい経緯を調べています。

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