警視庁(資料写真)
同課は、李容疑者らが2020年7月から21年8月にかけ、全国の約200人から計約2億7000万円を集めたとみている。 逮捕容疑では、国の登録を受けていないにもかかわらず、出資者に自社グループの関連会社の株を購入するよう勧誘したとされる。認否は明らかにしていない。 捜査関係者によると、李容疑者らは自社について「コンゴでコバルト鉱山の採掘事業を手がけている」と説明。「(自社グループの)関連会社の株を購入すれば、毎月15%くらいの高配当を得られる」などと投資を勧めていたという。同課は鉱山採掘事業が架空だったとみている。 警視庁は昨年10月、実態が不明なコンゴの鉱山採掘事業を巡り、元本保証などを約束して投資を募った別の会社社長らを摘発。この関連捜査の過程で今回の事件が浮上し、同庁が5月に関係先を家宅捜索していた。(小倉貞俊) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。